【客室乗務員になるためには??】CAに求められる基本的要素3つ

CA受験

皆さんこんにちは、現役CAのKanakoです。主にダイエットのコーチをしておりますが、CA歴16年、訓練教官4年の経験からCAキャリアコンサルタントとしても活動しております。

私はこれまで国内線航空会社、大手国内航空会社、LCC、プライベートジェットのCAを経験しています。ぜひこれまでの経験が皆様のお役に立てましたら幸いです。

客室乗務員は、フライトアテンダントやキャビンアテンダント、といろいろ呼び方はありますが、文章内ではキャビンアテンダントの略の『CA』で統一していきます。

 

今回はCAに求められる基本的要素3つをお伝えします。

CAに求められる基本的要素3つ

✔️相手に伝わる笑顔
✔️清潔感、好感が持てる身だしなみ・姿勢
✔️コミュニケーション能力

 

 

そもそもCAになるには基本的条件としてどういうことが必要だとお考えでしょうか?

ちなみに、かれこれ20年前、大学生だった私がCAになることを意識し始めたころは、

CAになるには→『魅力的な容姿、堪能な語学力、高身長でスレンダーであること…人より何かがずば抜けて素晴らしいものが必要??』等々あれこれ考えていて、見事に全部持ち合わせておらず、勝手に「ダメだ、私には無理だ。。。」と落ち込んでいたものです。笑 「だって(←この言葉は使ってはいけませんが、あえて)、だって周りのCA受験を考えている人やCA に受かった先輩はみんな美しく英語も堪能で、スレンダーで私とはいる世界が違って見えたんだもん。。。」と当時の私は言っています。笑

さて話は戻りCAになるためには何が必要かというと、上記の当時大学生だった私が考えていたことは、単なるCAのイメージに過ぎなく、実際はもっともっと大切な本質があるのでお伝えしていきます。

ちなみに、どの仕事・業種もそうですが、イメージと実際は全く違うので、何事もイメージだけで決めつけたり、判断するのはやめましょう!!

 

客室乗務員に求められる基本的要素3つ

相手に伝わる心からの笑顔

1つ目は『相手に伝わる心からの笑顔』です。

表情って自分が思っているより相手に自分の心がはっきり伝わる心の鏡なのですよね。なので笑顔ひとつでも、作り笑い、愛想笑い、適当な口角をあげた表情では相手の受け取り方も変わってきます。自分が気づかないうちに表情は瞬時に目の前の相手に読み取られてしまいます。逆に心からの笑顔をもらった時は、無意識ながらも受け手は、本当に気持ちがよく嬉しくなります。CAの仕事は、お客様に「ありがとう。」と直接言っていただける大変やりがいのある仕事です。ですので、いつ何時でも相手を思いやり相手に伝わる笑顔を出せるよう、自分なりの笑顔を身に付けてください。また自分なりの笑顔を持っている方は、本当に輝いていて美しいものです。その人の笑顔を見るだけで、幸せな気持ちもお裾分けしてもらえ、こちらまでもHAPPYな気持ちになります。ぜひ自分自身に輝きもプラスする素敵な笑顔を持ち合わせられるよう毎日鏡の前で練習してみてください!

 

清潔感、好感が持てる身だしなみ・姿勢

二つ目は『清潔感、好感が持てる身だしなみ・姿勢』です。CAに限らず、接客業は清潔感と身だしなみ・姿勢が何よりも大切です。他人に与える第一印象は見た目が9割です。

想像してみてください。皆さんも、以前から気になっていた話題のレストランに行ってみた時、外観も素晴らしく、ドアを開けた時の店内の雰囲気も素敵!!さあ、入ろうかな、という時に、迎えてくれた店員さんが、顔は美人だけどなんか猫背で姿勢が悪く、髪はボサボサ、服はシワシワという方だったらどう思いますか?(ちょっと大袈裟すぎましたが…)

このお店大丈夫かな?食事も衛生的に作られているのかな?等々いろいろ心配になりますし、何より接客されても気持ち良くないですよね。

やはり、容姿そのものよりも、髪や爪、服や靴などの手入れが行き届いた清潔感のある人、背筋が伸びていて姿勢が良い店員さんの方に接客された方が、心から気持ちよさを感じ、自分も背筋が伸びるような気持ちで、その場も良い空間になりませんか

このCAになるための二つ目の要素は、意識次第ですぐに変わって全く別人にもなれます。

笑顔もそうですが、姿勢相手に与える印象を左右する上では非常に重要になってきますので、毎日全身鏡をみて背筋をピンと伸ばす練習をしましょう。それ以外にも、勉強としている時、本を読んでいる時の姿勢、ご飯を食べている時の姿勢、電車やバスを待っている時の姿勢、スマホをいじっている時の姿勢、自分がどうなっているか意識したことありますか?案外無意識に猫背になり、足はガバッと開き、どちらか左右に重心がかかり骨盤も歪み気味になっていることと思います。

ちなみに姿勢を正すと良いことづくしです!

骨盤が正しい位置になり、体のコアが鍛えられ、内臓が正しい位置に来るので消化吸収もスムーズで痩せやすい体質になる。腰痛や肩こりが改善される、顔の歪みが改善され自然な笑顔が作れるようになる。気持ちが前向きになり表情が良くなり自分自身への自信がつく、そして何より、相手に好印象を与えられる!!ということです。

姿勢についてわからないことがあれば、姿勢コーディネートの資格も持っていますので、いつでも私にご相談くださいね。

 

コミュニケーション能力

3つ目は『コミュニケーション能力』です。コミュニケーション能力と言ってもさまざまなコミュニケーションの取り方があります。何も、営業さんのように、トークがうまくなければならない、ということではありません。英語や外国語が流暢に話せなければならないということでもありません。(もちろん話せることに越したことはありませんが!!)

先ほどの笑顔や、清潔感・好感が持てる身だしなみ・姿勢もコミュニケーション能力のひとつです。話が上手くなくても、じっくり相手の話に耳を傾けて相手が話しやすい雰囲気を作る、それも素晴らしいコミュニケーション能力のひとつです。私もどちらかというと、聞く方が得意です。

要は、何事も一方通行にならず、相手との様々なキャッチボールにおいてお互いが気持ち良くスムーズに行えるようにすること、それがコミュニケーション能力です。

皆さんにはどんな得意がありますか?話すのが得意、聞くのが得意、いつも笑顔でいい雰囲気を作るのが得意、相手の表情から気持ちを察知するのが得意、相手の要望を察知するのが得意、人を笑わせるのが得意、空気を読むのが得意、相手を思いやるのが得意、等々気づかなくとも何かしらの特技が人には必ず備わっていつはずです。

CAの仕事は対人との仕事なので、お客様だけではなく同僚同士でもいつでもコニュニケーションをとっていかなければなりません。ですので、コミュニケーション能力は必要不可欠です。大袈裟な話、英語がうまく話せなくても、このコミュニケーション能力が備わっていれば、世界中の人と上手く関わっていくことができます。

大前提としてのスキルだと思ってください。

 

もう一度まとめると、客室乗務員に求められる基本的要素は以下3つが大前提です。

  • 相手に伝わる笑顔
  • 清潔感、好感が持てる身だしなみ・姿勢
  • コミュニケーション能力

日々の自分と向き合い、今何が足りていないかな、というのを考えてみてください!

これらの3つのスキルは意識し改善しようと思った時から、すでに大きく変わってくるものです!

 

英語力について

最後に今回特に触れなかった、英語力についてですが、国際線のCAになりたいのであれば、もちろん必須です。

ほとんどの日系の航空会社では受験の段階でTOEIC650点を持っているのが最低条件になっているかと思いますので、英語に自信がない方は何度もTOEICを受験して徐々に点数アップを目指していきましょう。

ちなみに私は初めてTOEICを受けた大学3年生の時は、550点でした…。しかしながら、その後専用テキストを買って諦めず勉強を続けた結果、最終的に810点にまで伸びました!TOEICは特殊で、ある意味攻略ができていれば点数は取れるものです。

でも点数だけにこだわるのではなく、実際に英語は話してコミュニケーションをとっていくものですので、生の英語を意識し、沢山聞いてどんどん声に出して話していきましょう

 

今後もCA受験に関すること、合格へのポイント等もお伝えしていきます☆また無事客室乗務員となった後も、フライトをしていく上で必要なことをどんどん伝授していきたいなと思っています。

今日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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