呼吸法を改善し日常に取り入れることで、マイナス2キロもあっという間に叶う!
みなさんこんにちは。ダイエットコーチKANAKOです。
呼吸だけでやせるなんて!
という声が聞こえてきそうですが、みなさんは普段呼吸を意識して生活をしてますか?
呼吸法といっても、胸式呼吸、腹式呼吸、鼻呼吸、ヨガで行う様々な呼吸法と色々ありますよね。
今日は、その中でも皆さん誰しもが馴染みのある、深呼吸、つまり腹式呼吸についてお話しします。
正しい呼吸をするには
正しい呼吸の鍵はズバリ『横隔膜』にあります!
横隔膜は呼吸活動の7割を担う筋肉の膜で、この横隔膜の動きを利用して肺に空気を出し入れしています。
そしてこの横隔膜を正しく動かすためには肋骨の動きが要となってきます。
『息を吸うときに肋骨が開き、吐いた時にしっかりと閉じる!!』
シンプルですが、肋骨が正しい位置にあることで横隔膜の上下運動が大きくなりしっかり働いてくれます。
呼吸が浅いと肋骨が開いたままになってしまい、身体中に酸素が行き渡らず、様々な不調をもたらすことになってしまいます。
今まで横隔膜や肋骨の動きを意識したことがなかった方は、ぜひご自身の肋骨に両手を当ててゆっくりと呼吸をしてみてください。「開く、閉じる」というのが良くわかると思います!
なぜダイエットにいいのか
正しい呼吸をすることで、横隔膜が正しい位置に保たれインナーマッスルが鍛えられます。これにより代謝が上がり脂肪燃焼効果があるのです。酸素は脂肪を燃焼するためには必須です。逆を言うと、呼吸が浅いと酸素が行き渡らず、太りやすい体になってしまいます。
腹式呼吸のやり方
腹式呼吸のポイントはズバリ吐く時!
鼻から吐く方法、口から吐く方法がありますが、どちらが良いとの決まりはありません。自分がやりやすいな、という方を取り入れてみてください。吸うときは必ず鼻から吸ってください!
まず、始める前に、今ある息を全部吐き切ります。
その後、背筋を伸ばして、鼻から大きくゆっくりと息を吸い込みます。この時、お腹の下に空気をためていくイメージでお腹を膨らませます。次に、口(または鼻)から息を吐き出します。お腹をぺたんこにし全て空気を吐き出しますが、吸う息よりも吐く息が長い方が、より効果的です。
何秒吸って、何秒吐くかは決まりはありませんが、やり方に迷ったら、「5秒吸って、8秒で吐く」や「5秒吸って5秒吐く、5秒息を止める(呼吸の回数を減らすため)」を試してみてください!多く取り入れられています。
私が行っている美姿勢Tubeダイエット講座(2024.4月一般販売開始)では、トレーニング前後で呼吸の長さを変えていますが、Tubeトレーニング中は、「4秒吸って4秒吐く」の腹式呼吸を取り入れています。
ダイエット以外でも腹式呼吸からもたらされるメリット
①姿勢が良くなる
横隔膜が正しく上下運動するようになると、インナーマッスルが鍛えられることで、内臓の位置も整い姿勢が良くなります。世界中のモデルさんたちも、姿勢の改善のために呼吸法をトレーニングに取り入れています。
②不調が改善される
正しい呼吸で姿勢が良くなると、血流が良くなり酸素が全身に行き渡り、脳や臓器、筋肉など体の様々な機能が向上します。それによりだるさや肩こりなどの何となくの不調も改善されていきます。
③自律神経を整えリラックスできる
深い呼吸をすることで、自律神経が刺激されて交感神経と副交感神経のバランスが整います。また息は吸う時に緊張感が高まり、吐く時にリラックスされるため、吸う時よりも吐く時間が長いほど、よりリラックス効果が高まります。
いかがでしたでしょうか?
ダイエットをしたい方だけではなく、忙しさやストレスからココロが乱れてしまっている方へもおススメしたい方法です!
ぜひ一日1分、隙間時間で深呼吸、マインドフルネスの時間を取り入れてみてください!